{AMADEUSタイプ統一TAGFORCE} 最終70位
#AMADEUSタイプ統一TAG FORCE
#最終順位
70位 / 111人
#ルール
・タイプ統一パであること
・タッグを組む人とのポケモン被りなし
・準伝説、UB使用不可
#考察
・タイプ統一という構築上、対面的な動きが多そう
・パワーの高いタイプ統一(ドラゴン、飛行、水)が多そう
・行動保障を作れる「気合の襷」が強い
#構築意図
・「水、氷、草」の弱点のうち、「水」以外のタイプはそこまでパワーがなく使用率も高くなさそう
・上記のタイプ以外のほとんどに、五分以上の戦いができそう
上記の2点より、「地面タイプ」統一を使用
・弱点を突かれる統一(水、氷、草)に対しては、対面的な動きで処理するルートを用意
・その他のタイプには、「ステロ欠伸」を絡めてサイクル展開を作る
#採用順
- 地面タイプの中で、最もパワーを出せそう、かつ速さも兼ね備えた「砂掻きドリュウズ」
- 「砂掻きドリュウズ」の速さを補いつつ、「気合の襷」に頼るポケモンの行動保障を潰して展開できそうな「カバルドン」
- 「カバルドン」と合わせて「欠伸ループ」を形成しつつ、弱点の少なさを活かして特殊方面のクッションになれる「HDトリトドン」
- 「水タイプ」に対して、「ドリュウズ」展開ができないときに出せる「達人の帯ガマゲロゲ」
- 単体で出しても強そうな「ガブリアス」「襷ニドキング」
#個体紹介
カバルドン@リンドの実
特性-砂起こし
性格-腕白
実数値(努)-215(252)-132()-187(252)-x-x93()-67()
技構成-岩石封じ 欠伸 ステルスロック 怠ける
構築の軸。「気合の襷」を採用してるポケモンがいつにも増して多そうだったので潰しつつ、水、氷、草タイプ(以降不利タイプとする)以外のポケモンには後述する「HDトリトドン」と合わせて「ステロ欠伸」の展開を作りつつ、サイクルを回せそうなので、よくある型で採用。「リンドの実」は、草が一貫しているので強引にタイプ不一致「ダイソウゲン」で処理してくる動きに対して、確実に最低限の役割をこなしつつ、後述する「珠ドリュウズ」で制圧していけるようにするため。
不利タイプ以外には、容易な突破を許さないため、「吹き飛ばし」よりも「怠ける」で欠伸の回数を増やし、サイクルを疲弊させる方が強いと思い「怠ける」を採用した。その関係上、起点にならないよう、「岩石封じ」を採用。
ドリュウズ@命の珠
特性-砂掻き
性格-意地っ張り
実数値(努)-185()-187(116)-80()-x-103(140)-140(252)
今環境において、おそらく最も両立したパワーと速さをもっているのではないかと思った。特別述べることのない普通の「珠ドリュウズ」。Dにこれだけ振っているのは、流用個体なため、特に深い意味はない。
トリトドン@食べ残し
特性-呼び水
性格-穏やか
実数値(努)-217(244)-x-90(12)-147(252)-59()
技構成-大地の力 冷凍ビーム 欠伸 自己再生
不利タイプ以外の構築には、先述した「HBカバルドン」と合わせて選出し、「ステロ欠伸」展開を形成して相手を疲弊させる。その他単体で選出しても強い特殊受け。想像以上に草技持ちのポケモンが多く、思っていた半分以下の力しか出せなかったが、調整と技構成は、間違っていなかったと思う。対面的な使い方もできる「カウンターorミラーコート」を採用しても面白かったかもしれない。
ガマゲロゲ@達人の帯
特性-すいすい
性格-臆病
実数値(努)-181(4)-x-95()-137(252)-95()-138(252)
「珠ドリュウズ」が出せない構築である「水タイプ」と、「地面タイプ」に投げるダイマ枠の駒。「貯水ガマゲロゲ」は禁伝シーズンで重用していたが、「すいすいガマゲロゲ」は初めて採用した。思った以上にパワーがなく、確実に間違っていた。このポケモンは強化アイテムをもった「ダイストリーム」による制圧力によってはじめて強いといえるポケモンであって、今回のような中途半端使い方では弱すぎた。
ガブリアス@オボンの実
特性-鮫肌
性格-臆病
実数値(努)-207(188)-159(68)-115()-x-105()-169(252)
技構成-地震 スケイルショット 岩雪崩 剣の舞
構築単位で重い「ウオノラゴン」に対して、「襷orスカーフ」の採用せずに対面処理できる駒として採用。選出回数1。多分弱い。
ニドキング@気合の襷
特性-力ずく
性格-臆病
実数値(努)-157(4)-x-97()-137(252)-95()-150(252)
技構成-ヘドロウェーブ 大地の力 火炎放射 冷凍ビーム
環境に「草タイプ」はいないと思ったが、万が一いたときように強そうな駒。その他強烈に刺さっていれば選出しようと思っていた。が、実際はほとんど選出しなかった。「力ずく」の補正が乗るとはいえ、思った以上に火力がなく、難しいポケモンだった。見た目が好きなので、使う機会があって良かった。
#感想
多そうなタイプ予想とはだいぶ異なり、不利タイプである「水、氷」タイプに多くマッチングした。「氷」タイプに関しては、有効急所の運負け等はあったものの、想定通りの動きはできていたので、構築段階では間違っていなかったが、「水タイプ」に関しては本当に手も足も出なかった。不利タイプ以外の構築に関しては、「欠伸ステロ」展開が綺麗に決まることは多くないものの、最低限の動きはできていたと思うが、想定以上に草技持ちが多く、疲弊させきれない構築が多かった。普段からサイクル構築を使い、今回も基本的にはタイプ統一といえどサイクルを回そうと思っていたが、やはり一貫がすでにできている構築では難易度が高かったかもしれない。地面統一における「水タイプ」への解答はないように思えるが、今後またタイプ統一大会の機会があれば、模索してみたいと思う。今回は軸以外のポケモンに対しての調査が甘く、自分の構築段階の不備が多かった。また、サイクル戦であれば、一度不利な展開になっても捲れる可能性は十分にあるが、対面的な構築になると、それがかなり難しく、サイクル構築の強み弱み、対面構築の強み弱み、それぞれを再確認できた楽しい大会であった。
主催者さん、対戦していただいた方々、そしてタッグを組んでくださったnao様、本当にありがとうございました~。