たけしのブログ

伸う伸うと生きる

「SV S1」 キョジロンゲサフゴ軸(最終3000位くらい)

[結果]

TNさくらば(最終3000位くらい)

 

[構築経緯]

オーロンゲによる捨て台詞が、高火力ポケモンを容易に着地させられること、ACダウンによる起点になることを嫌がって引きを強いりやすいことの二点からかなり強いのではないかと感じたために、オーロンゲ初手からの展開を考え組み始めた。

捨て台詞による対面操作を絡める際に、相手に容易な引きを咎めるためのステロ撒きはほしかったため、後述する拘りトリックと合わせて嵌めやすいキョジオーン、高火力で圧倒的負荷をかけられる眼鏡サーフゴー、最終的な詰め筋や、捨て台詞展開や特性も合まって積みやすいカイリューを軸とした。

タイプ補完として、対面的に使って強いガブリアス、壁展開としても対面的に使っても強いユキノオーを採用として構築完成とした。

 

[個体紹介]

 

 

 


オーロンゲ@拘り鉢巻

テラス-悪

特性-悪戯心

性格-意地

実数値-201(244)-155(4)-117(252)-x-96(4)-81(4)

技構成-ソウルクラッシュ 不意打ち 捨て台詞 トリック

 

捨て台詞で対面操作をする以外にも、拘りトリックで相手を縛る動きも強いし、詰め筋としての不意打ちも強かった。最初はHAで使っていたが、受け出し難く動かしづらかったのでHBにしたところかなり使用感は良かった。単体としての性能もそこそこ高いが、このポケモン自体のパワーが高いというわけではないため、先の展開を考えながら他のポケモンと連動させてどう動かすのかが重要であった。

テラスは不意打ちの火力を伸ばすために悪にしたがほぼ切らない。

 

キョジオーン@食べ残し

テラス-飛

特性-清めの塩

性格-腕白

実数値-207(252)-120()-166(4)-x-142(252)-55()

技構成-塩漬け ステルスロック 守る 自己再生

 

ステロ撒き枠の中で最も単体性能が高そうであり、対策していない構築にはこのポケモンだけで破壊する力をももつ激強ポケモン。物理特殊両方面にそこそこ以上に強いものの、積まれると容易に突破されがちなため、先述したオーロンゲのトリック等と上手く絡めて動きを限定したり、相手の交代に合わせてしっかり塩漬けを当てるなど、強いポケモンではあるがその最大の力を引き出すためには繊細なプレイングが求められることが多かった。単体性能は高いが、隠密マントで対策されているとそれだけでかなり厳しくなるので、中々難しいポケモンでもあった。

技構成としては、コンセプトのステルスロック、キョジオーンとして塩漬けと自己再生は確定、キョジオーンを崩す手段として拘り持ちが多かったので、動きを確定させてこちらの動きを通すための守る。

テラスは弱点を消して塩漬け展開をするために飛。

 

 

サーフゴー@拘り眼鏡

テラス-鋼

特性-黄金の体

性格-控えめ

実数値-193(244)-58()-116(4)-198(212)-112(4)-110(44)

技構成-ゴールドラッシュ シャドーボール 自己再生 トリック

 

C-11n

S-遅いロトム、サーフゴー等意識

 

優秀なタイプを活かして着地させたり、有利対面を作って圧倒的な負荷をかけていくポケモン。ゴールドラッシュは一貫させたら文句なく最強であるが、一貫させなくともタイプの都合上無効化されずにかなりの負荷をかけられる点が強い。84族近辺(ロトム、セグレイブ等)との素早さラインはどうすればよいかが問題となるが、ロトムはスカーフ個体以外は基本的に耐久に割くし、セグレイブは最速、準速レベルで振るor全く振らないの二択っぽかったので、振らない84族近辺を抜ければ良いと思い上記の通りSに努力値を割いた。タイプ一致の二つと搦手となるトリックは確定で、もう一つはそこそこの耐久を活かしての自己再生としたが、使わないのでなんでも良い。

テラスはゴールドラッシュの火力を伸ばすために鋼としたが、伸ばして得することはほぼななったため、生存期間を伸ばし得る飛or無が良いと思う。

 

 

カイリュー@厚底ブーツ

テラス-無

特性-マルチスケイル

性格-意地

実数値-191(196)-187(124)-125(76)-x-121(4)-114(108)

技構成-神速 炎のパンチ 竜の舞 羽休め

 

H-16n-1

A-11n

S-+1でガブリアス抜き

B-余り

 

上3体で重めのサーフゴー、ウルガモス等に強く、単体として優秀なポケモンとして採用。アイテムはステロ環境に強く出れる厚底ブーツ。竜の舞+羽休めで多くを起点にする動きも強い。詰めとして強い神速、神速で見れない鋼等を見れる炎のパンチ。強いポケモンなのは間違いないが、自分のプレイングスキルが低く活かしきれなかったように思う。もっと信頼してよいポケモンだったと感じる。

テラスは神速のリーチを伸ばす無。

 

ガブリアス@オボンの実

テラス-鋼

特性-鮫肌

性格-意地

実数値-215(252)-187(156)-115()-x-105()-135(100)

技構成-ドラゴンクロー 地震 アイアンヘッド ステルスロック

 

A-11n

S-最速キノガッサ抜き程度

 

今環境の特性上、電気の一貫は必ず切るべきであり、電気枠で採用の多いロトム系統に強く、地面枠として性能の高かったためガブリアスを採用した。ステロ撒きと対面性能をある程度持たせたかったので、ステロ+3ウェポンという技構成にしている。

 

ユキノオー@光の粘土

テラス-飛

特性-雪降らし

性格-控えめ

実数値-197(252)-x-108(100)-143(140)-106(4)-82(12)

技構成-吹雪 ギガドレイン 宿木の種 オーロラベール

 

C-11n

S-同速帯意識

B-余り

 

一貫切りのために採用したポケモン。上述したガブリアスとこの枠はもう少ししっかり考えるべきではあったが、このポケモン自体は強かった。ただの壁張りポケモンとしてではなく、壁を張らずとも高火力タイプ一致吹雪と今作から追加された天候雪時に防御が1.5倍される特性のために単体性能が高い点が素晴らしかった。構築上重くなりがちなマリルリに対して後投げから抗える点や、受けポケモンの多くに有利な点が素晴らしかった。

 

[総括]

構築としては使っていても楽しかったが、最終日に作ったこともあり練度が足りなかった。S1ということで色々なポケモンを使っていたが、この構築を使用して潜る時間が少なすぎた。ただやりたいことはそこそこできていたので良いシーズンだったと思う。オーロンゲの捨て台詞展開はかなりアツいと感じているので、この構築を軸にS2で結果を残せたら良いと思う。